第1章医師一家の相続は、
破産・病院消滅の危険と隣り合わせ
第2章莫大な相続税で破産、
子どもの跡継ぎ争いで家族崩壊……
医師一家を襲う悲劇 5つの事例
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実例に見る、開業医一家の5つの悲劇
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ケース1:院長の急病で突然、相続が目の前に!
準備不足で発生した多額の相続税 -
もし相続が発生したら?
相続手続きの基本の流れをつかむ -
故人の財産すべてが相続の対象になる
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相続人になれる人や順位は民法で決まっている
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遺産分けの目安となる「法定相続分」
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現時点の相続税を把握することなしに節税はできない
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相続税は現金で一括納付が原則
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ケース2:出資持分の分散で兄弟バトル……
払戻請求を起こされる日は近い!? -
持分あり法人と持分なし法人の違い
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出資持分の承継には3つの方法がある
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儲かっている病院は要注意。出資持分の評価のしかた
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持分を贈与すると税金はいくら?
贈与のしくみを知る -
ケース3:遺産分割の偏りで、
非医師の子からクレーム発生 -
遺留分を侵害すると争族のリスクが跳ね上がる
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遺産を少なくもらう子へのフォロー
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開業医一家の相続における「兄弟平等」とは何か
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ケース4:息子が後継を拒否。
宙に浮いた承継問題の行く末は…… -
病院解散・廃院は地域全体を巻き込む大問題
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廃院するにも、
ときには1000万円以上のコストがかかる -
病院を潰すよりは第三者への承継を考えるべき
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ケース5:何もやってくれない顧問税理士、
無責任な助言をするアドバイザー -
顧問だから味方、税理士だから専門家とは限らない
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相続の成功は、
開業医自身の情報収集と取捨選択にかかっている
第3章相続税を圧縮する保険の活用、
円満に医業を承継するM&A……
相続破産を回避する13のテクニック
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開業医の円満相続のポイントは、
7つのトラブルの芽を摘み取ること -
テクニック1:節税効果ゼロのキャッシュを
節税効果の高い不動産に換える -
テクニック2:積極的な贈与で資産を移転し、
相続財産を減らす -
テクニック3:個人開業で所得が多い人は
病院を法人化する -
テクニック4:出資持分を評価減して
後継者に移転しやすくする -
テクニック5:配偶者控除、小規模宅地等の
相続税の特例を利用する -
テクニック6:養子縁組をして法定相続人を増やす
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テクニック7:後継者にキャッシュを持たせ、
納税や払戻請求に備えさせる -
テクニック8:承継しやすい状態にして、
後継者にバトンタッチする -
テクニック9:後継者不在の病院はM&Aを
選択肢に入れて検討する -
テクニック10:非医師の子には現金や不動産を相続させ、
遺産配分のバランスを取る -
テクニック11:代償分割のための原資を確保する
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テクニック12:相続人全員の気持ちを汲んだ遺言書を書く
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テクニック13:生命保険なら相続税・医業承継・
争族のすべてに対応できる -
生命保険の基本パターンは
「定期保険」と「終身保険」の2つ -
リスクをカバーしてくれる保険を正しく選ぶことが大事
第4章弁護士、FP、相続診断士……
資産と家族の状況に合わせた、
相続のプロの活用術
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相続の専門家はさまざま。
それぞれに専門性・得意分野は違う -
適材適所で専門家を使い分けるコンダクターが不可欠
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一家の運命を預けられる、最良のパートナーの見つけ方
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パートナーとの上手な関係づくりが円満相続への道を拓く