第2章莫大な相続税で破産、
子どもの跡継ぎ争いで家族崩壊……
医師一家を襲う悲劇 5つの事例
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実例に見る、開業医一家の5つの悲劇
ではここで、相続・医業承継で悲劇を見た開業医やその家族たちの、実際のエピソードを見ていきましょう。
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ケース1:院長の急病で突然、相続が目の前に!
準備不足で発生した多額の相続税Aさんは70代の小児科開業医です。地元では古くから続く医師一家で、Aさん自身も親から今の病院を継ぎました。
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もし相続が発生したら?
相続手続きの基本の流れをつかむ何の準備も心づもりもないまま相続を迎えてしまうと、遺族や病院スタッフ、患者、取引先など関係者全員をパニックに陥れることになります。
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故人の財産すべてが相続の対象になる
相続では、被相続人が死亡時に所有していた財産のすべてを相続人が引き継ぐことになります。
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相続人になれる人や順位は民法で決まっている
民法では、相続人になれる人、すなわち法定相続人が定められています。
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遺産分けの目安となる「法定相続分」
相続人が複数いて遺産を分ける場合、それぞれの相続する割合を「相続分」といいます。
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現時点の相続税を把握することなしに節税はできない
相続税がいくらになるか、現時点での試算をしておくことも重要です。
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相続税は現金で一括納付が原則
相続税の納付は、「相続発生から10カ月以内」に「現金で一括納付する」というのが原則です。
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ケース2:出資持分の分散で兄弟バトル……
払戻請求を起こされる日は近い!?Bさんには医師の子が2人います。2人とも勤務医をしていましたが、いずれは開業を希望しており、できればBさんの病院を継ぎたいと考えていました。
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持分あり法人と持分なし法人の違い
医療法人には平成19年の医療法改正前に成立した法人と、改正後に成立した法人の2つが存在します。
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出資持分の承継には3つの方法がある
出資持分の承継のしかたには、①相続による承継②生前贈与による承継③売買による承継の3つがあります。
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儲かっている病院は要注意。出資持分の評価のしかた
医療法人の持分の評価は、基本的には株式会社の株式の評価と同じです。
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持分を贈与すると税金はいくら? 贈与のしくみを知る
生前贈与の話題が出たところで、贈与のしくみについてお話ししましょう。
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ケース3:遺産分割の偏りで、
非医師の子からクレーム発生Cさんは相続対策に積極的で、自分で相続関連の本を読んだり、クリニックの顧問税理士にも相談したり、自分でできる対策はしていました。
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遺留分を侵害すると争族のリスクが跳ね上がる
開業医の相続では、病院関係の資産を後継者に持たせることになります。
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遺産を少なくもらう子へのフォロー
遺産が少なくなる子へのフォローとしては、病院関係以外の資産を渡すのが通常です。
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開業医一家の相続における「兄弟平等」とは何か
争族のリスクを小さくするという意味において、「相続は兄弟平等に」という考え方はとても大切です。ただ、
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ケース4:息子が後継を拒否。
宙に浮いた承継問題の行く末は……地方都市で内科を開業しているDさんには息子が2人います。
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病院解散・廃院は地域全体を巻き込む大問題
Dさんは息子からの想定外の承継拒否に遭って、危うく後継者不在になってしまうところでした。
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廃院するにも、
ときには1000万円以上のコストがかかる病院を潰すにも次のようなお金がかかります。
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病院を潰すよりは第三者への承継を考えるべき
「医師免許を持つ子がいない」「そもそも子がいない」ケースがあります。
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ケース5:何もやってくれない顧問税理士、
無責任な助言をするアドバイザー東京のある医療法人では、3人の理事が3年ごとの輪番制で理事長を務めています。
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顧問だから味方、税理士だから専門家とは限らない
相続の専門家、節税の専門家というと、税理士が最初に思いつくと思います。しかし、Eさんの例のように、税理士であってもアテにならない人もいます。
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相続の成功は、
開業医自身の情報収集と取捨選択にかかっているどこにどんな情報があるか、誰が多くの情報を持っているか、有益な情報はどこに行けば手に入りやすいかなどを調べていくことになるでしょう。
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