医師一家の生前対策

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13のテクニック

経営に第三者目線を取り入れる

クリニックを経営するにあたっては、自身がトップとならなければなりません。
経営にあたっては、意思決定が非常に大切な行為になります。
トップの決断一つで右にも左にも傾きますので、他のスタッフのためにもベストな選択が期待されます。

最適な意思決定を行うには、現在の状況をすべて的確に把握することが大切です。
自分のクリニックの経営状況を始め、医療行政を含んだ環境状況の把握、地域マーケットや競合クリニックの状況、さらに今後予測される状況などを踏まえた上で決断してください。
意思決定を行う場合、独断ではなく、家族や従業員などの意見を聞くのもいいでしょう。
一人だけでは考えも偏りますので、多くの人たちの意見を聞いて最終判断を下すのも一つの方法です。
主観的な意思だけでなく、そこに客観性を取り入れることで、より良い状況に転換できる可能性があります。

クリニックは設備投資に多額の費用がかかるため、たとえ利益が出ていても倒産したり、資金繰りに苦しんだりすることがあります。
医師に財務知識があれば問題ありませんが、財務の知識がないと運営にも大きく影響してきます。
そのため、設備投資などの意思決定を行う前に、従業員や専門家の意見なども参考にする必要があります。

また、今まで勤務医として仕事をしてきた場合、経営の面では素人です。
時間をみつけ、医業を得意とするコンサルタントなどの専門家の提案を受けたり、勉強会に参加したりするのもいいでしょう。

適切な意思決定を行うためには、知識と経験が不可欠なのです。

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