第6章管理会社を活用して
収益物件の利益を最大化する
管理会社にすべてを任せる
ではなぜ、管理会社(担当者)の選定がそれほど大事になってくるのでしょう。
すでに述べてきたことですが、現在は人口減少社会に入り、収益物件の空室率は年々増加の傾向にあります。そのため、やむを得ぬ理由を除いて、入居者の退室をなるべく少なくする日々の管理体制(トラブルへの迅速な手配など)がとても重要です。
そして、退室が生じた際には、迅速に次の入居者を見つけ、空室期間をできるだけ少なくする必要があります。
今後のアパート経営は管理の仕方で成否が分かれることが確実です。ですから管理会社の良し悪しが収益物件の活用に大きく関わってくるのです。
優れた管理会社であれば、修繕計画にオーナーの節税プランを組み合わせ、最適な修繕の内容や時期を提案してくれたりもします。
つまり、収益物件の管理会社は、忙しいオーナー社長の代理として利益最大化に貢献してくれる大切なパートナーなのです。