ふるさと納税のメリットとデメリット
特定の地域に寄付することでその地域の活性化に貢献でき、さらに地元の特産品などをもらうことができるのが、ふるさと納税です。 そのメリットやデメリットをみてみましょう。
ふるさと納税のメリット
まず、自分が住んでいる地域以外に寄付できることです。
以前は自分が住んでいる地域だけにしか納税できませんでしたが、この制度によって他の自治体にも寄付という形で納付できるようになりました。
好きな地域の自治体に寄付できることから、寄付する人が増えているようです。
実際に寄付する人たちの動機もさまざまで、災害地域を応援するため、地方を活性化させるためなど、人によって思いは異なります。
次に、寄付する人が寄付金の使途を選択できるのも、メリットの一つに挙げられます。
税金というのは、何にどれだけ使われているか分かりにくい面もあります。
ふるさと納税では、自分が納める寄付金の使途を自分で選択できます。
さらに、複数の自治体に納付できるのもメリットになります。
ふるさと納税は、一つだけでなく複数の地域にできます。
実際に寄付した額は、決まった額まで住民税が減額されますので確認しておくと良いでしょう。
加えて、クレジットカードが使えるのも魅力です。
自治体の中には、クレジットカードで寄付できるところもあります。
クレジットカードであれば手続きも簡単で、カードによってはポイントが貯まりますので、さらにお得です。
ふるさと納税のデメリット
まず確定申告の手間です。
税金の還付を受けるには、税務署に確定申告をする必要があります。
最近はインターネット上でもできるなど便利になりましたが、それでも実際の手続きは時間と手間がかかります。
そして控除額にも注意する必要があります。
それぞれの自治体に寄付したすべての額が控除されるわけではなく、2,000円分は自己負担になります。
また一定額を超えると、さらに自己負担が増える場合がありますので注意しておいてください。
このように、ふるさと納税にはメリット以外にデメリットもありますので、利用する際はしっかり確認しておいてください。