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投資のキホン

資産形成は所得アップと投資の組み合わせで

収入源が複数あれば安心。ただし、歳をとってから考えても手遅れになるかもしれません

 仕事を続けることをなぜしつこく勧めるかというと、そのほうが将来に備えた資産形成に有利だからです。

 正社員をいったん辞めると、資格やスキル、経験にもよりますが、再び正社員の職を探すのは結構大変です。

 もし、非正規でしか仕事が見つからないと、収入に大きな差がでます。女性の場合、正社員・正職員の平均年収は259万3000円なのに対し、非正規の場合は181万円と70万円ほどの差があります。

 また、正社員の場合は、以前に比べて少なくなったとはいえ、年齢や職歴に合わせて賃金は一定の割合で上昇していきます。しかし、非正規では年齢や職歴に関係なく賃金の上昇はほとんどありません。その結果、生涯年収で比較すると、その差は数千万円になります。

 また、正社員と非正規には収入以外にも様々な格差があります。

 例えば、正社員であれば公的年金や健康保険の負担分は会社と社員の折半となり、会社が半分負担してくれます。  住宅手当て、通勤手当てなど各種手当ての支給もあります。健康診断や各種研修を無料で受けることもできます。非正規雇用にはそうしたメリットがほとんどありません。

 そもそも、正社員であれば会社にとって中核的な業務に携わることができ、スキルアップにもつながります。非正規はどちらかというと誰にでもできる単純作業が多く、スキルアップできません。結果的に、転職のしやすさでも大きな差がついてしまうのです。

 とにかく、女性は就職する際には正社員を目指し、そして仕事を続けることをまず最優先させてください。

 繰り返しになりますが、仕事をしっかり続ければ、経験やスキルを身につけることで昇進、昇給につながります。日本はまだまだ女性の活躍に制限がありますが、個別には女性も男性と同じように昇進、昇給できる企業が増えてきています。

 ただ、40代くらいまでバリバリ働いてきた女性でも、50代に近づくと収入は頭打ちになることが多いようです。  これは男性でも同じで、定年まで同じ会社に勤められるかも微妙な時代になっています。

 そこでぜひ意識したいのが、複数の収入源を持つことです。本業での収入が減っても、もうひとつ、あるいはふたつ、別の収入源があれば安心です。

 ただ、いざ収入が減りそうになってから別の収入源を探したり、つくったりしようと思ってもすぐにはうまくいきません。できれば若いうち、早いうちから複数の収入源をつくることを考えましょう。

POINT

就職するなら絶対に正社員! 一生続けられる仕事を最初から探しましょう。

給料アップに限界を感じてから副収入を探しても、間に合いません。若いうちから行動しましょう。

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