女性の社会進出が進むと同時に晩婚が進んでいる現在、老後の暮らしを心配する女性が増えています。
老後を一人で暮らすことになった場合、さまざまなリスクがあります。
その中で大きなリスクといえば、お金のリスクと病気のリスクです。
リスクを把握したうえで、対策を練りましょう。

お金のリスク

　一つがお金のリスクです。
毎日生活する上で、お金はとても大切なものです。
お金がないと食べる物を買えませんので、必要最小限の生活費は確保しておく必要があります。
そのため、将来一人で暮らす可能性があるならば、ある程度の貯蓄が大切になります。
もし毎月の生活費が20万円必要だった場合、1年で240万円、そして20年間生きるとしたら4800万円かかります。
年金で補うことのできる費用は、生活費の一部に過ぎません。
女性は男性と比べて平均寿命が長いので、将来一人で暮らす期間が必然的に長くなります。自分に必要な生活費を計算し、確保しておくことが大切です。

病気のリスク

　生涯独身で暮らす場合、お金以外にも病気のリスクも考慮しておく必要があります。
いくら元気でも、その状態がいつまでも続いていくとは限りません。
年を取るたびに体は衰えていきますので、次第に病気にかかりやすくなります。
またたとえ軽い病気であっても、そのまま放置しておくと悪化し、回復するまで長引くことも考えられます。
病気は誰でもかかる可能性がありますので、将来一人暮らしをする女性はその点もしっかり頭に入れておく必要があります。
将来一人で暮らしても大病にかからないように、日頃から健康には気をつかっておかなければなりません。