医師一家の生前対策

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13のテクニック

民間の医療保険に加入する前にチェックしておくべきポイント

いざというときに役立つ公的医療保険と民間医療保険。
それぞれ私たちの生活にはなくてはならないものですが、民間の医療保険は加入が任意であるため、自分に必要な保険だけ加入する人が多いようです。
民間の医療保険について紹介します。

・医療保険の保障内容について

民間の医療保険は、各商品によって保障内容が異なります。
しかしある程度共通した保障もあり、その中の一つが入院給付です。
入院給付には入院給付金日額があり、これは加入者が入院したとき、入院1日について支払われる保険金です。
入院給付額は保険商品によって異なりますが、5,000~1万円程度が一般的です。
入院給付額をいくらに設定するか難しいところですが、病院に入院したときにかかる実際の費用を調べてみると良いでしょう。

さらに、ライフスタイルや年齢を考慮する必要があります。
若い人と年配の人とでは、傷病に対してのリスクや必要な金額も異なります。
まずは保険会社の担当者に相談してみましょう。

次に手術給付金です。
手術給付金は、1回の手術について受け取ることができる給付金をいいます。
手術給付金はどのような手術でも受け取れるわけではなく、契約時に提示される保険約款に記載された手術だけが対象になります。
入院が伴わない手術でも給付対象になることが多いですが、それぞれの商品によって異なりますので、給付内容をしっかり確認しておいてください。

また入院支払い限度日数も大切です。
入院支払い限度日数というは、1回の入院に対して保険金が最大何日まで保障されるかの規定です。
これも保険商品によって異なりますので、保険会社でしっかり確認しておく必要があります。
一般的に1入院30日であれば30日まで、1入院60日と記載があれば60日の入院まで保険金が支払われます。

この支払い限度日数で大切なのは、同じ病気であるときです。
要するに入院した理由が同じ、あるいはそれに端を発した病気である場合、前回退院した時から180日以上経過していないと新しい入院とはみなされないことです。

このように医療保険の給付にはさまざまな種類があり、規定も異なります。
加入するときに保険の内容をしっかり確認しておきましょう。

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