医師一家の生前対策

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円満相続のために

従業員に事業継承することのメリット

親族外承継の中には、従業員に事業継承するケースもあります。
今回は、従業員への事業継承を紹介します。

兄弟姉妹、子供などの中に後継者としてふさわしい人がいない場合、また親族に後継者候補がいても事業継承させるのが困難な場合に、親族以外に事業継承することがあります。

従業員に事業継承するメリットとしては、親族内に後継者として適任者がいないタイミングでも、事業を存続できることです。
親族内承継にこだわりすぎると、適任な後継者がいなければ企業としての存亡が危ぶまれます。
しかし、信頼できる従業員であればいつでも任せることができ、廃業を回避できます。

また従業員の雇用確保もでき、さらに取引先との取引もそのまま継続できます。
そして従業員に事業継承することで、さらなる飛躍を期待できるのもメリットの一つです。
従業員は業務内容や業界事情にも精通しており、既に情報やノウハウを持っています。
経営能力については未知数な点もあるかもしれませんが、仕事に対する専門性が高いので、経営戦力、経営革新に期待でき、また経営者が教育に注力するのは経営知識のみとなるため、時間と手間を短縮できます。

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