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不動産投資セミナー

成功の秘訣

物件を選ぶときのチェックポイント5

優良な不動産を見つけるには、利回りや立地など、さまざまなポイントを見る必要があります。
それぞれのポイントをみていきましょう。

・利回り

投資対象不動産がどれほどの収益をあげてくれるか、その判断指標が利回りです。
不動産投資における利回りは、「表面利回り」と「実質利回り」に分類できます。
表面利回りと実質利回りを総合的に判断することで、投資対象不動産の収益を把握できます。
表面利回りというのは、想定される年間の不動産収入を購入価格で割った額です。
また実質利回りは、年間の不動産収入から管理費、修繕積立金、維持管理費、その他手数料などの諸経費を差し引いた額を購入価格で割った額です。

表面利回りは大まかな収益、そして実質利回りは実際の収益を把握できます。
これら2つの利回りを見て判断することになります。
不動産投資の対象となる物件を見つける時は、すべての要素を考慮した実質利回りが大切です。
表面利回りは諸経費などを考慮していませんので、不動産収益を正確に判断できません。
収益性の読みを誤ると、今後の投資にも大きく響いてきますので注意したいところです。

不動産会社などで提示した物件の中には、ただ利回りとだけ表記している場合も少なくありません。
その時は表示している利回りが、表面利回りなのか実質利回りなのかをしっかり確認しておいてください。

・築年数

投資対象不動産を見つけた時は、建物の築年数も大切な要素といえます。
建物の築年数によって、その内容も判断できます。
建物が建築された年代によって、耐震強度の判断ができます。
日本は地震大国といわれているほど、多くの地震が発生しています。
特に東日本大震災以降、地震が起こる頻度が高くなっていますので、耐震強度には十分注意する必要があります。
不動産投資の対象になるのはすべての建物ですので、地震が起こっても倒壊しないような不動産を選択することが大切です。
地震に強い不動産を選択する時に基準になるのが、新耐震基準です。

1981年以降に建築された建物は新耐震基準の適用を受けていますので、不動産選びの一つの基準として使用できます。
新耐震基準は、新耐震基準法に規定されています。
1978年に起こった宮城県沖地震での被害をもとに、新しい耐震基準が設定されました。
新耐震基準は、震度6強以上の地震が起こっても倒壊しない住宅とされています。
このように不動産投資対象物件は築年数も大切ですので、しっかり見極めるようにしてください。
不明な点は、不動産会社の不動産投資専門のスタッフなどに相談しましょう。

・徒歩での時間

不動産投資では、最寄り駅からの距離も重要な指標になります。
ひとつの目安としては、駅からの距離が徒歩10分以内にあることです。
駅からの距離が歩いて10分以内であれば、マンションへの入居者も増えてくる可能性があります。

・管理費、修繕積立金

不動産を選ぶ際は建物の管理費、修繕積立金にも注意してください。
マンションではそれぞれ修繕積立金を計画的に貯めていますが、積立金の額もまちまちです。
修繕積立金があまりにも少ないと、将来、大規模修繕にあたっては、大幅な出費を求められる場合があります。
不動産を選択する時は、管理費、修繕積立金にも目を向けるようにしましょう。

・総戸数

不動産を選ぶ時は、総戸数にも注意してください。
総戸数が少ないと、修繕積立金が将来膨らむ可能性がありますので注意してください。

不動産投資で希望する利回りをあげるには、さまざまなポイントに目を向ける必要があります。
それぞれチェックしてみましょう。

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