一棟買いの二つのメリット

投資物件の購入の仕方として、一棟買いと区分所有があります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、ここでは一棟買いのメリットを二つ紹介します。

・リニューアルしやすい

まず、修繕しやすいことです。
オーナーの都合の良いときに物件を修繕できます。
区分所有物件の場合はそれぞれオーナーが異なりますので、共用部分の修繕の場合はそれぞれの承認を得る必要があります。
もし承認を得ることができなければ、共用部分の修繕などを行うことはできません。

しかし、一棟マンションであれば、所有者はオーナー一人だけですので、誰にも遠慮することなく思うように物件に手を加えることができます。

物件は時間の経過によって、さまざまなところが傷んできます。
その時にすぐに対処すれば改善できたのに、そのまま放置してさらに悪化させてしまう可能性もあります。
何かしらの不具合が生じた時に、すぐに対処できるかどうかが大きなポイントといえます。

資産価値が高い

一棟買いのメリットとしては、資産価値も挙げられます。
物件を購入する際に、まとまった土地を入手することになります。
まとまった土地を保有していれば、老朽化した際に取り壊すことができますし、新しいマンションやビルへの建て替えも簡単にできます。
そして資産価値がありますので、銀行などの金融機関との取引も有利になります。
資産価値のある建物を保有していれば、金融機関はその物件を担保として見てくれます。
そのため、新規の借り入れもしやすくなります。