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投資のキホン

政府系融資サービス「日本政策金融公庫」とは

不動産投資を行う場合、多くの人は金融機関が提供している融資サービスを利用することになります。 金融機関の他、政府系の融資サービスも存在しています。
その政府系の融資サービスが「日本政策金融公庫」です。

日本政策金融公庫は中小企業支援という目的で運営を行っている、政府系の金融機関として知られています。
こちらの金融機関は政府が運営していることもあり、信頼感と安心感があります。
また一般的な住宅ローンと比べて、固定金利が低いことが魅力です。

日本政策金融公庫は企業の運営資金以外に、一般の人が行う不動産投資に関する融資も実施しています。
日本政策金融公庫で取り扱っている融資は固定低金利で利用できますので、これから不動産投資を行う方はその特徴を知っておきましょう。

・日本政策金融公庫の特徴

金融機関が提供している住宅ローンと同様、日本政策金融公庫にも借入期間があります。
日本政策金融公庫の借入期間は、最長で20年です。
融資の際には79歳までに完済するという前提条件がありますので、利用する時は最終年齢をから逆算すると良いでしょう。

また借入期間については、好きな期間を選べるわけではありません。
借入時の年齢、性別などによって変わってきますので、一度確認してみましょう。

次に、金利です。
住宅ローンを利用する人が最も気になるのが、借入金利ではないでしょうか。
金融機関が提供している住宅ローンには、固定金利と変動金利があります。
例えば民間の金融機関の金利は、企業の格付けなどによって決まります。
そのため格付けが悪い企業への融資は、金利が高い場合が多いのです。
さらに信用保証協会の保証料も、2006年10月以降はリスク考慮型保証料率を適用しています。
そのため、全体評点が悪い企業は保証料も高くなりますので、注意する必要があります。

これに対して、日本政策金融公庫は金融資制度により、どのような財務内容の企業でも融資可能な企業であれば、一律の固定金利が適用されます。
言い換えれば格付けがあまり良くない企業でも、民間金融機関よりも安い金利での資金調達が可能となります。
しかし、日本政策金融公庫が取り扱っている融資には、固定金利だけで変動金利はありません。
借入期間はずっと同じ固定金利が適用されることになります。
日本政策金融公庫の借入金利は、借入期間、担保物件などの有無、頭金などによって適用される金利が異なります。
日本政策金融公庫の融資を利用する場合、不動産投資が目的となっている時は必ず担保物件が必要ですので準備しておいてください。

さらに、保証料が必要ないのも大きな特徴の一つです。
日本政策金融公庫の融資には、保証協会付の融資はありません。
全国の信用保証協会が万が一のために備え、日本政策金融公庫に保険を掛けています。
その関係上、日本政策金融公庫には保証料は必要ないのです。

そして一般の金融機関同様、他行からの借り換えも可能です。
現在、他の金融機関で住宅ローンを借りている方は、見直しの一環として日本政策金融公庫への借り換えを検討してみるのも良いかもしれません。

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