物件の申し込みから引渡しまでの流れ

・不動産の申し込み

不動産の現地確認に行き、不動産会社から提示された該当不動産の内容に納得した後は、いよいよ購入の申し込みです。
物件の購入申し込みを行う時は、対象不動産の優先順位を確認してください。
人気物件は購入希望者も多いので、申し込みの前に既に先客がいる場合があります。
当然のことながら先客が優先されますので、不動産会社に申し込みの状況を確認してください。

次に、対象不動産の契約条件の確認を行ってください。
しっかり確認し、不明な点や疑問点などをすべて解消しておきましょう。

不動産の申し込み、不動産会社との契約が終わると、次は代金の支払いになります。
金融機関に不動産の代金を振り込ます。

・金融機関への融資審査の申し込み

不動産購入は安い買い物ではありません。
安くても数百万円、また高い不動産は数千万円、数億円になる場合もあります。
そのため不動産の代金を、金融機関の融資でまかなう人も少なくありません。
金融機関では住宅ローンなど、さまざまな融資サービスを提供しています。
金融機関から融資をしてもらうことができれば、希望する不動産を購入できます。
各金融機関によってサービス内容が異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

自分に合った融資が見つかると、次は融資の申し込みを行います。
金融機関に融資の申し込みを行うと、融資可能かどうかについて審査が行われます。
この審査では利用者の職業、年齢、収入、家族構成、過去の借入の有無などの事項を基に審査を行います。
金融機関が行う審査の期間は、それぞれの金融機関によって異なります。
長いところもあれば短いところもありますので、予定が詰まっている方は問い合わせておくと良いでしょう。
金融機関が行う審査が通ると、申請した口座に融資額を振り込んでくれます。

・金融機関との融資契約

金融機関の融資審査に通ると、金融機関と融資契約を結びます。
金融機関によって融資契約の内容は異なりますので、しっかり確認しておいてください。
またその場合、不動産会社にも早めに連絡してください。

・不動産の引き渡し、移転登記

代金の支払いが完了すると、不動産の引き渡し、移転登記を行います。
なお、不動産の移転登記は自分でもできますが、手続きが複雑ですので登記の専門家である司法書士に依頼する人が多いです。
不動産の引き渡しは不動産会社、買い主、金融機関、司法書士も同席します。
以上のすべての行為が終われば、不動産購入の一連の手続きは完了です。

不動産投資を行う場合、対象物件を購入する必要があります。
不動産投資が初めての方の中には、購入の手順が良く分からない方も多いと思います。
その場合、不動産購入の一連の流れを事前に頭に入れておくと、それぞれの手続きがスムーズに進みます。