一生お金に困らないためのバイブル働く女性の不動産投資入門

第4章年収350万円から始めて、一生リッチに暮らす投資計画

メガバンク、地銀……金融機関は目的に応じて使い分ける

 どの金融機関でローンを借りるか、あるいは借りられるかというのは、不動産投資を成功させるための大きなポイントです。

 一般に、メガバンクは金利が低く、1億円以上の融資を得ることも可能なのですが、貸し出す相手はおおむね金融資産が5億円以上ある本物の資産家に限られます。

 また、基本的に融資期間はその物件の耐用年数(各銀行が独自に設定している)から経過年数を差し引いたものになります。耐用年数は建物の構造によって異なり、木造や軽量鉄骨造では築20年を過ぎるとかなり厳しいでしょう。

 地方銀行はメガバンクに比べると金利が少し高いですが、銀行によっては中古物件でも返済期間が長く、キャッシュフロー上、有利になります。

 例えば、スルガ銀行は収益不動産への融資に積極的で、サラリーマンや働く女性にも丁寧に対応してくれます。返済期間が最長60年から経過年数を差し引いた残りなので、中古物件でもかなり長く借りられるのも特徴です。また、連帯保証人が不要。ただし、金利がやや高くなります。メガバンクが1~2%なら3~4%ほどです。

 外資系銀行も最近は、不動産投資ローンに積極的です。この分野では後発であるため、担保評価が柔軟なケースもあります。

 例えば、SBJ銀行は、融資額は1億円以内、最長返済期間は35年です(最終返済時80歳未満)。金利はメガバンクよりは高いですが、スルガ銀行よりは多少低いようです。評価額などである程度、柔軟な対応が期待できます。

 また、女性のみなさんが不動産投資をする際、ぜひ検討したいのが公的金融機関である国民政策金融公庫です。民間の金融機関より書類のチェックなどは厳しいのですが、やる気とビジネスセンスがある女性に優しい(政策的に)ので、積極的に活用するといいでしょう。

POINT

大きな銀行であればいいというわけではありません。不動産投資に優しい金融機関を選びましょう。

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