一生お金に困らないためのバイブル働く女性の不動産投資入門

第3章働きながら安全に資産を増やすには“不動産投資”しかない!

不動産投資は、「投資」というよりも「事業」である

 女性のみなさんは基本的に慎重で、「投資」や「投機」と聞くと不安を覚える人が多いようです。

 その点、不動産投資は「投資」という言葉が付いていますが、土地・建物を第三者に貸して収入を得るという点では「事業」そのものです。税務上も賃料収入は「不動産所得」となり、株式やFXなどとは別扱いです。

 銀行でも、不動産投資向けのローンは企業向けの融資と同じ「事業性融資」の一種とされます。

 賃料については、周辺の環境や近くにある他の物件の賃料や空室状況を確認すれば、「月額このくらいなら借り手がつくだろう」ということが、大体分かります。

 そこから管理費や修繕費、固定資産税などの経費、さらにローンの利息と元本の返済分を差し引けば、事業収支が分かります。

 将来についても、例えば、築年数がその物件よりも5年とか10年古い物件の状況を調べれば、「5年後、10年後の賃料や入居率はこれくらいになるだろう」ということが想定できます。

 中古物件であれば、それまでの事業収支のデータがあるはずですから、より精度の高いシミュレーションが可能です。

 このように、銀行にとって収益不動産に対する融資は、事前にある程度、収支が予想できます。ですから「事業性融資」になるのです。

 同じ事業性融資であっても、むしろ企業向け融資は、運転資金にしろ設備投資にしろ、事前の収支予想はずっと難しいといえます。業種はもちろん、市場環境、ビジネスモデル、競合関係、経営者の能力などが複雑に絡み合い、5年後どころか2年後、3年後でさえどうなっているか分かりません。

 そういう意味で、融資する側の銀行にとって、収益不動産は融資案件としては扱いやすいのです。

POINT

よく分からないまま相場が上下するような投資と不動産投資は違います。安定して収益を生む不動産は銀行にとっても好ましい融資対象です。

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