第3章働きながら安全に資産を増やすには“不動産投資”しかない!
ローン返済のためにも仕事は辞めてはいけない
不動産投資を続け、賃料収入がある程度、増えてくると、仕事を辞めて大家業に専念しようかどうか、考える時期が来るかもしれません。
しかし、ローンを借りるとき、銀行で「いずれ会社を辞めるつもりですか?」と聞かれたら、「そんなつもりはありません」と答えるのが正解です。
銀行としては、借りるのが会社員であれば、勤務先や勤続年数、そして年収を確認すれば済みます。 しかし、もし将来、その人が会社を辞めるかもしれない、ということになれば、辞めた後、どうするのかなどいろいろチェックする事項が増えてしまいます。
不動産投資へのローンは事業融資のひとつ
また、将来の不確実性が高くなるので、融資額を少し減らす判断をするかもしれません。
銀行は不動産投資へのローンは、事業融資のひとつとして捉え、借りる人がきちんとその事業を維持発展させていくことを期待しています。 ですから、「不労所得を得たい」とか「セミリタイアしてあとは悠々自適に暮らしたい」などといった発想を嫌います。 きちんと利益を上げ、ローンを返済し、できればまた新たにローンを借りて、投資をしていきたいといったスタンスのほうが好まれるといっていいでしょう。
「ローンは一生に一回」というのはマイホーム購入の話。不動産投資ローンは何度も追加していいのです。