第3章働きながら安全に資産を増やすには“不動産投資”しかない!
金融機関による土地・建物評価の仕組みとは?
金融機関による土地・建物の評価方法は一般に次のようになっています。
土地については、「相続税路線価」という国税庁が公表しているデータをもとにします。これは、相続税を課税する際に使われるものですが、都市部の主要道路ごとに価格が付けてあり、実際の相場との差もあるのですが、使いやすいとされます。
建物の評価は新築と中古で異なります。新築の場合は、建物の構造ごとに金融機関が内部で設定している建築費の60~70%が目安になります。中古の場合は、同じ構造の新築評価額をベースに、建てられてからの経過年数を加味します。
ただ、実際の評価にあたっては、金融機関によってスタンスが異なりますので、金融機関ごとの特徴を知ることが大事です。
土地・建物の評価は複雑で難しい……実際は、物件を売ってくれる不動産業者に相談してみましょう。